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2ちゃんねる(2ch)風評被害

  • 2017年03月02日 | 17,780view

2ちゃんねる(2ch)削除依頼から犯人特定までを弁護士に無料相談

2ch

2ちゃんねるは、非常に利用者数が多く人気がありますが、誹謗中傷が頻繁に行われます。誹謗中傷を受けたら、削除依頼を出して犯人を特定しなければなりません。今回は、弁護士に相談して2ちゃんねるの投稿削除と犯人特定をする方法について、解説します。

2chへの書き込み削除に強い弁護士一覧

2ちゃんねるで誹謗中傷被害を受けたら、記事削除と投稿者特定が必要!

2ちゃんねるでは、誹謗中傷や嫌がらせの書き込みが行われることが非常に多いです。名誉毀損だけではなくプライバシー権侵害の書き込みが行われることもあります。このように、2ちゃんねるで誹謗中傷が行われたら、どのような問題があるのでしょうか?

2ちゃんねるは、非常に多くの利用者がいる人気の掲示板

2ちゃんねるに個人を特定できるような誹謗中傷記事が投稿されると、それを見る人がどんどん増えて、評判が低下してしまいます。また、2ちゃんねるの掲示板を見た人がその内容を別の掲示板に投稿したり自分のSNSに転載したりするので、さらに被害が広がります。

企業の場合には、信用が低下して売上げが下がってしまうこともありますし、取引先からの信用を失って商売がやりにくくなるおそれもあります。

このように2ちゃんねるで風評被害を受けたときに放っておくと大変な損害が発生するので、早急に投稿内容を削除してもらう必要があります。また、二度と同じような嫌がらせが行われないように、投稿者(犯人)を特定して損害賠償請求を行うなどのペナルティを与える必要もあります。そこで、2ちゃんねるで記事を削除する方法と、投稿者を特定する方法が問題になります。

2ch.net と 2ch.sc~2ちゃんねる(2ch)は2つある

それでは、2ちゃんねるで記事を削除させたり投稿者を特定したりするには、どのような方法をとればよいのでしょうか?実は、2ちゃんねるには、2ch.netと2ch.scという2つの板があり、それぞれによって削除の方法が異なります。そこで、以下ではそれぞれについてどのような掲示板なのか、ご説明します。

2ch.net

まず、2ch.netを見てみましょう。これは、もともと存在した2ちゃんねるの掲示板です。2ちゃんねるはもともと1つの掲示板でしたが、2014年に内部分裂をして今は2つに分かれています。2ch.netは、その中でも古くから存在した方のドメインです。そして、2ch.netは、今はフィリピンにある「Race Queen,Inc.」という法人が運用しています。そこで、2ch.netへ記事削除依頼を出すときには、このフィリピン法人に対して行う必要があります。

2ch.sc

次に、2ch.scとはどのような板なのか、見てみましょう。これは、2014年の2ちゃんねるの内部紛争によって新たに生まれた2ちゃんねるの掲示板です。内容は基本的に2ch.netのものとまったく同じです。2ch.scの掲示板には、2ch.netの掲示板の内容をそのままコピーしているからです。ただし、2ch.scには独自の投稿システムがあるので、一部には2ch.sc独自の記事もあります。そして、2ch.scの運営者は、シンガポールの「PACKET MONSTER INC.PTE.LTD.」という法人です。そこで、2ch.scへの記事削除要請を出すときには、このシンガポール法人を相手にする必要があります。

2つのサイトに対する記事削除要請が必要

以上のように、2ちゃんねるには2ch.netと2ch.scという2つの板があり、基本的に同じ内容がコピーされています。そこで、2ちゃんねるで誹謗中傷を受けて記事を削除したい場合には、この2つの板における投稿内容をそれぞれ削除させる必要があります。どちらか一方だけ削除してももう1つが残ってしまって意味が無いからです。

2つの2ちゃんねるは運営者も別々で連携しているわけではないので、1つの板の記事を削除しても、もう1つの板の記事には影響がありません。2ちゃんねるで記事削除を行うためには、2つの板に対する記事削除の手続きが必要になるので、手間も2倍になります。また、2つの掲示板は、削除に関する運用方針も異なるので、それぞれについての対策方法を抑えておく必要があります。

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2ちゃんねる削除依頼前に知っておくべき2ちゃん基本用語

次に、2ちゃんねるでの削除依頼を出す方法をご説明しますが、その前提として、2ちゃんねるの基本的な用語を確認しておきましょう。このことを知らないと、2ちゃんねるでの記事削除の方法を正しく理解することが難しくなるからです。

スレ(スレッド)

まず、「スレ」という言葉があります。これは、「スレッド」のことですが、1つの話題の固まりを表します。1つのスレには、元となるトピックの掲示があり、それに対する返答(レス)がたくさんくっついています。これらの1つの話題をまとめたものが「スレ」です。

スレを削除したら、その話題に関する内容を丸ごと削除することができます

「スレ」は1つの掲示板と単位が一致すると思われることも多いですが、1つの掲示板の中に複数のスレが立てられることもあり、必ずしも「掲示板」=「スレ」にはなりません。

レス

次に、「レス」という言葉があります。これは、レスポンスのことです。

レスは、他人が書き込んだ内容に対する返答内容です

1つのスレッドに立てられた内容に対し、個人が投稿した1つ1つの投稿が「レス」です。2ちゃんねるで問題のある投稿が行われた場合、スレッドごと削除してもらう方法が効果的ですが、その対応が難しい場合には、個別のレスを特定して削除してもらうことになります。レスにはそれぞれNOがついているので、それを特定して削除依頼を出します。

削除人

2ちゃんねるには、削除人と呼ばれる人がいます。削除人とは、2ちゃんねるの利用者から記事削除依頼の要請を受けて、削除をするかどうかの判断をして、実際に削除を行う人のことです。

削除人は、掲示板の管理者と一致することも多いですが、掲示板によっては削除を誰かに委託していることがありますし、ボランティアで削除人の業務についていることもあり、必ずしも「運営者=削除人」にはなっていません。実際に、2ちゃんねるでも「削除人はボランティア」と明示しています(http://info.2ch.sc/guide/faq.html#A2)。

裁判所で仮処分による削除命令が出たときは、運営者が削除義務を負いますが、この場合、運営者は削除人に言って削除をさせるので、運営者が削除人と違っても削除を実現出来ます。削除人が相手になることが問題になるのは、主にメールや削除フォーム(削除依頼スレッド)を利用して、削除人に対して直接削除依頼を出す場合です。

このことは、次項において詳しく説明します。

2ちゃんねるの記事削除の方法

それでは、いよいよ2ちゃんねるでの記事削除依頼の具体的な方法をご説明します。2ちゃんねるの記事削除の方法は2ch.netと2ch.scで異なるので、以下ではわけて解説します。

2ch.netの場合

まずは、2cch.netの場合の削除依頼方法を見てみましょう。

メール削除要請

2ch.netの場合、まずはメールで削除人に対して削除依頼を出す方法があります。メールには、件名として「削除申し立て」と書き、問題の記事が載っているURLとレス番号、削除理由を書きます。削除理由を根拠付ける資料があればそれを添付し、本人確認のための資料もつける必要があります。

これを見て、削除人が削除すべきと判断したら、記事を削除してもらえます。

メールで削除依頼を出す方法なら、個人でも対応できます。ただし、2ちゃんねるの削除人は、基本的なスタンスとして削除に消極的です。削除人はボランティアが行っているという点にも留意すべきです。

また、2ちゃんねるの削除依頼については、法人からの依頼は受け付けていないので注意が必要です。法人が誹謗中傷被害に遭った場合には、メールで任意の削除依頼を出しても無駄なので、すぐに次に紹介する裁判所の仮処分を行う必要があります。

なお、2ch.netにおいて削除人にメールで削除依頼を出す場合には、削除理由や内容が公開されることはないので、再炎上などが起こる危険性は低いです。

裁判所仮処分

2ch.netで記事を削除させるためには、裁判所の仮処分が極めて有効です。仮処分とは、裁判所から2ちゃんねるに対し、記事の削除命令を出してもらうための手続きです。裁判所に申立をして、権利侵害や記事削除の必要性を証明すると、裁判所が2ちゃんねるの運営者に対して記事削除命令を出してくれます。

2ch.netの場合には、運営者がフィリピン法人のRaceQueen Inc.なので、ここを相手が他として仮処分を申し立てる必要があります。RaceQueen.Incは、裁判所の仮処分命令が出たら基本的に従うので、確実に記事を削除させることができます。

ただ、2ch.netの場合、相手がフィリピン法人(外国法人)なので、通常のケースより仮処分に手間がかかります。

申立前にフィリピン法人の資格証明書を取得しなければなりませんが、そのために1ヶ月~2ヶ月くらいかかります。

申立の際には、英語の訳文もつけないといけませんし、相手法人への海外送達が必要になるので、手続きが完了するまでに10ヶ月くらいかかってしまいます。このように、2ch.net相手に仮処分を行うときには、かなり大変な作業になるので、弁護士に対応を依頼する必要があります。

2ちゃんねるが認めた弁護士からの請求

2ch.netで記事を削除する方法は、もう一つあります。それは、「2ちゃんねるが認めた弁護士」に削除依頼をする方法です。2ch.netは、2ちゃんねるが認めた弁護士から請求があった場合には、速やかに削除に応じるとしています。

2ちゃんねるが認めた弁護士とは「2ちゃんねるが、過去に受けた請求から、表現の自由を配慮したリーガルマインドを持った弁護士と認めた者」とされていて、このような弁護士からの請求があった場合、正当な理由があれば原則として削除に応じると明示しているのです。

誰が2ちゃんねるが認めた弁護士なのかは開示されていませんが、ネット誹謗中傷問題に強い弁護士は2ちゃんねるの削除依頼を頻繁に行っているので、2ちゃんねるに認められている可能性が高いです。ネット問題に強い弁護士に2ちゃんねるの記事削除を依頼すると、その人が2ちゃんねるから認められている場合、かなりスムーズに記事削除を実現できる可能性があります。

4-2.2ch.scの場合

次に、2ch.scの場合の記事削除方法を説明します。2ch.scの記事削除依頼方法は、削除依頼スレを立てる方法と裁判所仮処分の2種類となっています。

削除依頼スレを利用する

まずは、削除依頼スレを立てる方法があります。削除依頼スレとは削除依頼専用のスレッドのことですが、これを立てた場合、個人の実名や電話番号、自宅などのプライバシー権侵害が行われている場合などには、削除をしてもらうことが可能です。削除依頼スレを立てる方法なら、個人でも利用できます。

ただ、これは「スレッド」なので、削除依頼スレに書き込んだ内容は公開されてしまいます。ここに下手なことを書き込むと、かえってその内容が拡散されて逆効果になるおそれもありますし、再炎上などのおそれもあります。

しかも、削除依頼スレ自体の削除依頼はできないので、後から「やっぱり辞めておけば良かった」と思っても遅いのです。しかも、それによって最終的に削除してもらえるかどうかは削除人の判断になるので、削除に応じてもらえる保障もありません。

削除依頼スレは、上手に使わないと結局被害を拡大させるだけの結果につながることもあるので、注意が必要です。削除依頼スレで削除を依頼するときには、本当にそれで良いのか、書き込んだ内容に問題がないか、しっかりと確認してから利用しましょう。

2ch.scでは仮処分がおすすめ!

2ch.scで記事削除をさせる場合にも、裁判所の仮処分を利用することができます。2ch.scの運営者であるPACKET MONSTER INC.PTE.LTDも、裁判所による仮処分命令には従います。そして、東京地裁では、PACKET MONSTE INC.PTE.LTDに対する仮処分手続きにおいては、基本的に提出書面の英語の訳文や、シンガポール法人に対する送達を必要としない運用方法になっているので、手続きが簡単です。

この場合、仮処分申立をしてから1~2週間程度で削除命令を出してもらうことができます。

このように、裁判所の仮処分手続きは、2ch.netよりも2ch.scを相手にする場合の方が圧倒的に簡単です。しかも、2ch.scの場合には、個人で削除依頼スレを立てるとリスクが高いので、削除依頼スレではなく初めから弁護士に依頼して仮処分申請をしてもらう方法がおすすめです。

なお、2ch.scでは、裁判所の仮処分によって削除をしてもらうときにもあらためて「削除依頼スレ」を立てる必要があります。このとき、削除命令が出た板のURLと対象のレス番号を特定し、削除依頼する理由としては「削除仮処分決定」とします。

そして、裁判所の削除命令の決定書をPDFにてアップして、リンク先のURLを記載したら、削除に対応してもらうことができます。

結局、2ch.scで削除をさせようとすると、削除依頼をしたこと自体はネット上で公開されてしまいます。裁判所の決定書には申立人の実名や住所などが記載されるので、アップしてリンクさせる場合には、プライバシー部分は黒塗りするなどの方法をして情報を保護することが重要です。

2ちゃんねるへの記事削除方法まとめ

以下で、2ちゃんねるに対する記事削除方法をまとめます。

2ch.netの場合

個人でもメールで記事削除依頼ができます。この場合、内容は公開されませんし、再炎上のおそれもないので個人でも利用しやすいです。ただし、対応してもらえることは少ないですし、法人には対応してもらえません。仮処分による削除方法が有効ですが、2ch.netの場合、フィリピン法人への送達が必要になるため、大変な手間がかかります。期間も10ヶ月程度必要です。2ちゃんねるが認めた弁護士からの依頼の場合、速やかに削除をしてもらえる可能性があります。

2ch.scの場合

メールによる削除依頼はできず、削除依頼スレを立てないといけません。再炎上や公開のリスクが高いため、個人による削除依頼スレの利用はおすすめではありません。仮処分の際にはシンガポール法人への送達などが不要になるので、手続きが非常に簡単です。期間も1~2週間で済むので、2ch.scに記事削除させたい場合には、当初から仮処分を利用すべきです。

2ちゃんねる誹謗中傷スレ(スレッド)・レス書き込み犯人の特定方法

次に、2ちゃんねるで、誹謗中傷スレを立てたりレスを書き込んだりした投稿者(犯人)を特定するための方法を説明します。

IPアドレスを開示させる

この場合、まずは、犯人のIPアドレスを開示させる必要があります。そのためには、2ちゃんねるに対して発信者情報の開示請求を行う必要があります。発信者情報開示請求は、任意交渉でも可能ですが、2ちゃんねるが任意に投稿者の情報を開示することはまずないので仮処分が必要になります。先にも説明しましたが、2ch.netよりも2ch.scに対する仮処分の方が簡単なので、こちらに対して仮処分申請をすると良いでしょう。

2ちゃんねるに対して仮処分を行うと、裁判所から2ちゃんねるに対し、情報開示命令が出ます。その決定書を2ch.scに提示して連絡を入れると、2ちゃんねるから投稿者のIPアドレスが開示されます。だいたい1ヶ月もあれば、IPアドレスを入手することができます。

投稿者の発信者情報開示請求をする

IPアドレスからプロバイダを調べる

IPアドレスが判明したら、そこから経由プロバイダを調べることができます。WHOIS検索という機能を使うと、IPアドレスからプロバイダがわかるからです。ネット問題に強い弁護士なら、問題なく調べてくれます。投稿者の氏名や住所などの詳細な情報を持っているのは経由プロバイダだけなので、プロバイダが判明したら、そのプロバイダに対し、投稿者本人の情報開示請求をしないといけません。

プロバイダに対し、発信者情報開示請求をする

このとき、最初に任意でプロバイダに対し、投稿者の情報開示を求めることもできます。まれにこれによって任意開示が行われることもあり、そうした場合には手間をかけずに相手の素性を知ることができます。ただし、多くのケースでは、プロバイダは情報開示を拒絶します。

すると、プロバイダに対し、発信者情報開示請求訴訟をしないといけません。この手続きは、仮処分ではなく本訴訟です。

仮処分は、仮の決定なので、証明の度合いなども簡単で良いですし手続きも簡便ですが、本訴訟は権利を確定する手続きなので、証明の程度も厳格なものが要求されますし、手続きも複雑で時間がかかります。発信者情報開示請求において、適切に手続きを進めて相手に対して情報開示命令を出してもらうためには、腕の良い弁護士に依頼することが必須です。

発信社開示請求に強い弁護士一覧

判決が出たら情報開示を受けられる

訴訟の結果、裁判所が権利侵害が起こっていることや情報開示の必要性などを確認してくれたら、判決で相手のプロバイダに対して発信者情報の開示命令が出ます。これによって、ようやく投稿者(犯人)の氏名や住所、メールアドレスなどの詳細な情報が明らかになります。

書き込み犯人への損害賠償請求訴訟 または 示談

基本的には示談交渉で支払いを受ける

発信者情報開示請求の手続によって投稿者の情報が明らかになったら、相手に対して損害賠償請求の手続きを行います。損害賠償請求の内容は、名誉毀損の慰謝料であることもありますし、企業の場合であれば、営業低下分の経済的損失の補償を請求することもできます。

相手に対して損害賠償請求を行うとき、基本的には示談交渉によって請求すると良いです。ネット誹謗中傷を行った人は、相手にバレるはずがないとたかをくくって投稿をしていることが多いので、居場所がバレるとおびえて支払いに応じてくることもあるからです。

訴訟が必要になることも!

ただ、相手が支払いに応じない場合や無視する場合などには、裁判を起こすしかなくなります。このときには、誹謗中傷が行われた記事をプリントアウトしたものや写真撮影したものなどを証拠として提出して、不法行為があったことを証明する必要があります。その意味では、誹謗中傷が行われたときには、記事が削除される前に、その記事を証拠保全しておくことが重要です。

損害賠償請求には弁護士が必要!

相手と示談が成立した場合や裁判所で支払い命令が出た場合には、相手から支払いを受けることができます。また、このようにして相手にペナルティを与えることにより、2度と同じような嫌がらせが行われなくなるという抑止効果も大きなメリットとなります。効果的に相手を特定して損害賠償請求を進めるためには弁護士が必須なので、2ちゃんねるで風評被害を受けて相手を特定したい場合には、必ずネット問題に強い弁護士に依頼しましょう。

2chへの書き込み削除に強い弁護士一覧

弁護士への無料相談は2ちゃんねる(2ch)削除依頼・犯人特定の第1歩

以上のように、2ちゃんねるで風評被害を受けた場合には、早急に削除をしてもらう必要がありますが、実際に削除させるには大変な手間がかかります。

記事削除には弁護士が必須!

2ちゃんねるには2ch.netと2ch.scの2つのサイトがあるのでそれぞれについて削除請求しないといけませんし、それぞれの掲示板によって削除依頼の方法や対応も異なります。また、個人で削除スレッドを立てることにより、かえって被害が拡大することもあるので、個人で対応する際には十分慎重になる必要があります。効果的に削除をさせたいなら、弁護士に依頼して仮処分を行うべきです。

投稿者特定や損害賠償請求にも弁護士が必要!

投稿者に対して損害賠償請求を行うためには犯人を特定しないといけませんが、そのためにはまた2ちゃんねるへの仮処分やプロバイダへの発信者情報開示請求手続きが必要になります。これらがようやく認められたら、今度は犯人に対して損害賠償請求の手続を進める必要があります。

このように、2ちゃんねるで風評被害を受けた場合の記事削除や犯人特定と損害賠償請求を行うための手続きは、非常に複雑で裁判手続きのオンパレードのようになっています。個人で対応することはほとんど不可能なので、弁護士に対応を依頼する必要性が高いです。

無料相談を利用しよう!

2ちゃんねるでの風評被害を相談するなら、ネット誹謗中傷問題に強い弁護士を選ぶべきです。弁護士にも専門性があるので、誹謗中傷問題はネット問題に力を入れている弁護士に相談しないと効果的な対応が期待できないからです。

今は、多くの弁護士が無料相談を実施しているので、そのようなサービスを利用すると、負担なく弁護士のアドバイスを受けられて、メリットが大きいです。2ちゃんねるで風評被害に遭って困っている場合や、相手にペナルティを与えたい場合には、放っておくと被害が拡大するだけなので、早めにネット問題に強い弁護士に相談することをお勧めします。

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